2023年6月〜ラジオ開始

2023年4月に長女が小学校へ入学後3ヶ月が経過した今、5歳のうちに準備して良かったコトやモノをお伝えします。

最近よく耳にする「小一の壁」は1年生間際に準備をするのでは親の負担も大きくなり、出遅れることもあります

子育てにおいて新生活のハードルは、どの家庭にもやってくるため目は背けずに向き合いざるおえません。

少しでも余裕のあるうちに「小一の壁」を乗り越えるための準備を、5歳(年長)から始めておくに越したことはないでしょう。

5歳のうちに「小一の壁」対策した方がよいコト3選

そもそも「小一の壁」って何なのか?Googleで検索をすれば様々な説明が出てきますが、ここで分かりやすくお伝えするのであれば“どんな家庭にも必ず現れる子育ての障害”です。

乳幼児期には他人から「うちの子は好き嫌いがない」「たくさん食べる」「早く寝てくれる」等の話を聞いて自分の子と比べてしまい隣の畑が青く感じる経験もありました。

しかし「小一の壁」に関しては、障害が全くなかったという話を私の身近では聞いたことがありません。では具体的に小学校へ上がる前でどんな障害があったのかを3点ご紹介しましょう。

❶学童問題は、年長になった瞬間に計画すべき

地域にもよりますが小学校は14〜15時ごろ下校となります。保育園は18〜20時に延長できるところもありますが、 学校はそういうわけにはいきません。一斉に、時間通り帰される世界をどう迎えますか?焦って考えるよりも年長になったタイミングで行動に移しましょう。

学童問題で計画を立てること

✔︎子供を学童に入れるか夫婦でちゃんと話し合う(夫に理解させる)

✔︎どこに入所できそうか調べる(地域や学童の種類によって費用がまるで違う)

✔︎入所申し込みの受付期間を確認する(場所によっては1年前までに締め切られる)

✔︎利用料金と受け入れ体制を比較する(長期休暇の預かり時間やサービスの違い)

✔︎実際に預けている先輩ママからヒアリングする(メリットとデメリットの把握)

私は長女が年長にあがる際に会社の先輩ママから学童は早く動いた方が良いと散々聞かされていたこと、放課後児童クラブ(児童館や小学校内に設けられて利用料金は低い)や近所の民間学童(NPO法人や民間企業が運営しており利用料金は放課後児童クラブよりも高い)の評判を聞いていたこと、功を奏して年長の6月頃には希望の学童を決定できました。

また安易に利用料金だけで決めてしまうことはオススメしません。

夏休みや冬休み等、長期休暇に預ける時間の違いや放課後児童クラブと民間学童のサービスの違いも事前に調べておきましょう。

例えば長期休暇はお弁当持参か?有料だが配給してくれるか?子供が楽しめそうなプログラムが充実しているか?そもそも児童支援員のタイプは?運営側の方針は?

いかに子供が困惑せずに過ごせる施設を選ぶか、親が計画する必要が就学の1年前に訪れます。

❷新生活に慣れるための親と子の時間管理

最初に白状させてください。我が家は5歳まで全くルーティン化が出来ていませんでした。

22時、いや23時に寝かせる日も…夜ご飯を食べてお風呂に入り、遅くまで一緒にテレビを見せちゃう日もありました。

毎日20〜21時に寝かせている家庭の話を聞くと本当に素晴らしいと感嘆する一方で、

私は残業して帰宅することも多々あったので自分のタイムスケジュールも日によってバラバラ。

また長女は寝るまでに時間がかかるタイプで夜行性に育ててしまったことも反省点。

保育園は私が在宅で仕事ができる日は遅く登園させることもできるし、

コロナ禍で休園が続いたり登園時間が9時以降にしか預けられない日もありました。

小学生になると大体は集団もしくは友人と待ち合わせ時間を決めて登校します。

自宅の出発時間は学校と家の距離によりけりですが、8時15分頃までには登校させなければいけないので、7時30分〜8時頃には家を出発するケースが多いのではないでしょうか。

仕事をしている親は通勤時間と被り、毎日見送りに着いていくことは不可能。

基本的には子供たちだけで登校し、遅刻もさせられませんよね。

朝ご飯や身支度の時間を考慮すると毎朝6〜7時には起きなければいけない新生活。

長女が保育園の卒園間近に小学生になる姿をイメージしたとき・・・

うちの子このままでは新生活やばいかもしれない

寝不足で授業中に居眠り?体調を崩しやすくなるのでは?

大人でも新生活はかなり神経を遣って疲れるのだから、6歳児はどうだろうか?

知らないお友達や先生と保育園とは全く違う環境で机と椅子に座り続けることは一大事!

ようやく我が家は、小学校入学直前の2月頃から覚悟をもって早寝早起きのルーティンを確立するように取り組みました

これは小学校入学してからすぐにできることではなく、

入学直前から意識づけることが間違いなく新生活の負担を減らします

また入学前後のタイミングは親の働き方(時間管理)も立ち止まって考え直す必要があるでしょう。

一度紙に書き出してみて日々の無駄な時間、短縮できる時間はどこにあるのか?

また子供が小学校に入学するまでの理想像をイメージして、意識と行動改革を実施しました。

おかげで小学校入学後、子育て6年目にしてルーティン化に成功しました。

私が決めた長女の理想像

✔︎平日21時までに寝かせる

✔︎お風呂に入り、髪を乾かし、歯を磨くまで一人でできるようにする

✔︎主体的にベッドへ向かい寝れるようにする

❸卒園前までに最低限の読み書きを習得

長女は3歳から公文を始め、最初は算数だけだったのですが、4歳から国語を追加しました。

ある程度おしゃべりができて平仮名の存在も何となく分かってきた頃だったので、

何の気なく正しい発声と平仮名の理解を進めました。

4歳から始めたことで年長に上がる頃には読み書きをうる覚えで出来るように、

お友達が引っ越したり転園してしまう等の機会は絶好のチャンスでお手紙を書くように促しました。

まさにやっておいてよかったと感じた理由は、卒園の時期です。

保育園や幼稚園を卒業するタイミングは、おそらく先生への感謝を伝えるメッセージカードを集めたりするのです。

それが例えなかったとしても自主的に先生へお手紙を書きたい、書かせたいという親御さんもいらっしゃると思います。

ここで、あいうえおを0から覚えさせるとなると結構大変じゃないですか?

1時間以上はかかるでしょうし、親子でかなりの労力を使いますし、

もしかしたら手紙を書くこと自体が嫌になってしまうかもしれません

また手紙を書く機会が全くなく、そのまま平仮名の読み書きをせずに入学をしたとしても、

入学式翌日からは子供ひとりで連絡帳に先生が伝えたことをメモるという難題が出てきます

子供が文字に迷うことなく新生活のハードルを乗り越えるためには、

4〜5歳から平仮名に慣れさせておくことをオススメします!

5歳のうちに用意してよかったモノ3選

❶お名前シール&スタンプ

小学校入学直前は、どこの地域も間違いなく学用品の準備に追われるでしょう。

学用品の準備とは具体的に、筆箱・下敷き・自由帳・道具箱(色鉛筆やはさみ、のり等)・体操着・体操着を入れる袋・上履き・給食袋・白衣入れ・手提げ袋・雑巾などです。

これら全てのモノは入学までに記名をしなければいけません。

私は手書きだとマンパワーがかかるためシールやスタンプを使い分けて手抜きができました!

また予算をかけたくない方は…

ベネッセさんの新1年生応援キャンペーン(応募締切あり)がオススメです。

個人情報は申請しなければなりませんが、同意できる方は子供3名までの名前シールが無料でプレゼントされます!!(※但し、応募の際に自宅に届く日の指定はできません)

❷大きめサイズの自動鉛筆削り

小学校は、筆箱の鉛筆を毎日削って持参しなければいけません。

自分でやれることは、出来る限り自分でできるようにすること。

翌日の準備をすることは先生から指導を受ける大事な教育の一つです。

私は小学生の頃に手動の鉛筆削りだったのですが、思い返せば何故もっと早く自動の鉛筆削りにしなかったのか疑問です。

自分が親になった今は鉛筆を削る時間は削減して、翌日の準備を早く終わらせたい

もちろん子供には自動の危険性を理解させた上で鉛筆を削る行動に自ずと慣れさせましょう。

最近ではコンパクトサイズもよく見かけますが、

ダストボックスが余裕のある大きめサイズがオススメです。

削りカスをすぐ捨てなくても良いから!手抜きしたい!!笑

❸子供の勉強スペースを確保

我が家は3LDKですが、1つの部屋はリビングと隣り合わせで仕切らず子供のスペースとして使っています。

まだ子供部屋と呼べる部屋はありませんが、今のところリビング学習で事足りているので焦ってはいません。

ただリビング学習といってもダイニングテーブルを使うことは推奨できません

子供が宿題に集中するタイミングに、ダイニングテーブルが散らかっていたら食事をすぐに並べられないからです。

また小学校には決まった自分の机と椅子があるわけですから自宅で学習する時にも決まった机に向かうという習慣づくりをしたくて勉強スペースを確保して良かったと感じます。

ちなみに我が家のテーブルと椅子は、長女が4歳の頃にIKEAで購入しました。

「小一の壁」対策は、ラン活に似ている

今やランドセルを決める時期は、小学校に入学する1年前までに注文確定しなければ、

好きなデザインやカラーが売り切れてしまう時代です。

長女も年中の2月からパンフレットを取り寄せて何店舗か見て回り、年長の4月に決めました。

「小一の壁」対策は、ランドセルに限った話ではなく年長から始まっていること

早めに対策しておくだけで親子の心にゆとりができることが伝われば幸いです。

ご参考までに!!

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