2023年6月〜ラジオ開始
乳がん

乳がん治療で体重増加!ホルモン療法や出産で変化した身体から12kg痩せた方法

pinkcancer

ホルモン療法×コロナ禍の32~34歳で7kg体重増加

2019年1月に乳がんの手術、2月に受精卵凍結を終えてタモキシフェン(ホルモン)療法が始まりました。

1日1~2回ホルモン剤を服用するのですが、飲み始めて数日後に全身がほてり動悸が激しく汗が止まらなくなる症状が出始めます。そのせいで夜は寝れず悩まされる時期が続きました。

主治医に相談をしたところホルモン療法特有の副作用であると説明を受け、漢方薬を処方してもらい数か月で症状は落ち着きましたが、この頃から身体のホルモンバランスが一気に崩れ始めた感覚がありました。同時に主治医から体型についての注意も受けました。

ホルモン療法の副作用は更年期障害の症状と似ています。

太りやすくもなるから今後気を付けてください。

タモキシフェン(ホルモン)療法とは

乳がんには、がん細胞の増殖にエストロゲン(女性ホルモン)を必要とするものがあり、乳がん全体の6~7割を占めています。このようなエストロゲンで増殖するタイプの乳がんに対してはエストロゲンの働きを抑える「ホルモン療法(内分泌療法)」の効果が期待できます。ホルモン療法の対象となるのは乳がんの細胞に女性ホルモンの働きを感知するエストロゲン受容体(ER)かプロゲステロン受容体(PgR)のいずれかが認められる、ホルモン受容体陽性の乳がんの方です。

乳がん細胞の増殖を促進するエストロゲンが作られる場所は閉経前の女性と閉経後の女性で異なります。閉経前の女性では、エストロゲンは主に卵巣で作られます。閉経後の女性では、卵巣機能が低下し、エストロゲンの量が減ります。しかし、かわりに副腎からアンドロゲンという男性ホルモンが分泌され、脂肪組織などに存在しているアロマターゼという酵素の働きによって少量のエストロゲンが作られ続けます。エストロゲンが、がん細胞内のエストロゲン受容体と結合すると、乳がん細胞が増殖します。ホルモン療法ではエストロゲンの産生を抑えたり、エストロゲンがエストロゲン受容体に結合することを邪魔することで、乳がん細胞の増殖を抑えます。

国立がん研究センター中央病院「タモキシフェン療法」

ホルモン療法を始めて半年経過した頃から徐々に体重は増えていき、

翌年コロナ禍による在宅勤務やお家時間の暴飲暴食が原因で34歳を迎えた頃…

体重は約56kgに到達しました。

※ちなみに身長157cm/体脂肪33~35%/体内年齢38~40歳。

第二子の産後3か月で全く痩せず、ダイエットを決意!

第一子の産後は乳がんになる前で20代、また授乳もしていたことで産後するりと落ちた体重。29~31歳は48~49kgでしたが、第二子を妊娠した34歳は前段でもお伝えした通り56kgほど。

安定期に入った直後から母子手帳に刻まれた体重の傾向は、画像の通り順調に増加(苦笑)

臨月には人生史上最大の体重に到達。

そして出産後、退院時の体重は・・・

61.9kg

産後1か月検診の体重は・・・

57.5kg!

産後1か月で痩せると思っていたのに、妊娠前よりむしろプラスになっていたのです。

育児で減量できるのでは?という淡い期待を抱くも、産後3か月で体重は変化なし。

私が考える痩せられなかった3つの理由

❶シンプルに年齢(長女の産後29歳⇒次女の産後35歳目前)

❷授乳なし完全ミルク育児(乳房再建によるマイナートラブルで母乳出ず)

❸ホルモン療法の再開(産後2か月からタモキシフェン服用)

長女には『ママ赤ちゃん産んだのに、お腹変わらないね』と言われたり、夫も私が太ったとは思っていて傷つくから言わないだけという空気は感じていました(笑)

30代後半このまま痩せずに太り続けていくのか?

私はがんサバイバーであり、二児の母になったばかり。

産後すぐマイナートラブルが頻繁に起きたこと、

育児にも追われる日々で心身ともに不安定であることを問題視し始めました。

ついには親しい友人に『痩せた方が良いよ』と明言されたことで意を決します!

今痩せないと健康を取り戻せない!自分のために痩せるんだ!

7か月半かけて体質改善!体重50kgに戻れた理由とは

私が考える痩せられた5つの理由

❶食生活の見直し⇒食事1回分の量と栄養バランスの意識を変えた!

2023年2月の時点で57kgの体重は、食べる量を見直し半年間で52~53kgほどに。

品数を多く出してしまいがちなタイプだったのですが、ワンプレートに収める!

白米は盛りすぎない。腹八分目まで食べ過ぎない!

三大栄養素や五大栄養素を考えたメニューに切り替える!

❷体重計の新調⇒アプリ連携で毎朝測る習慣に変えた!

毎日の体重よりも体脂肪/筋肉量/基礎代謝の変動に注目。

体重100kgの場合、体脂肪1%が1kg程

体重50kgの場合、体脂肪1%が0.5kg程

この感覚を忘れずに体脂肪を減らし、筋肉を増やすために行動計画すること!

❸痩せる目標を共に称え合える仲間をつくる!

『痩せたいけど厳しいよね、難しいよね』と言う人たちよりも

痩せるために励ましてくれ、アドバイスやサポートしてくれる人を見つける。

友人や家族、トレーナーetc…誰でもいいのですが、

本音で自分の状況を話せて前向きにしてもらえる仲間を見つけて支え合う!

❹1日1万歩⇒とにかく歩いて有酸素運動を実行する!

夫が在宅の場合は、1時間~1時間半で6~7km屋外ウォーキング

夫が不在の場合は、宅トレ室内散歩で1時間の屋内ウォーキング

子供がいる場合は一人の時間を作るのが非常に難しいのですが

お天気が良い日はベビーカーで散歩をしたり徒歩で外出する予定を立てる!

➎朝起きたらフォームローラーでストレッチを実行する!

宅トレYouTuber竹脇まりなさんの10分間動画を見ながらストレッチを継続する

正直言って最初は凝り固まった身体が悲鳴をあげそうな程、痛いです・・・

ただし、やり続けることで身体がほぐれ疲れにくく代謝も上がる!

https://www.youtube.com/watch?v=nCjEvVcNK80
※ちなみに私が毎朝やっている竹脇まりなさんの動画はこちらです。

非常に恥ずかしいのですが、

今後も体質改善を継続できるために

自分への圧も込めて(笑)

2023年9月13日時点

私の体組織を参考までに公開します!

現状も絶賛ダイエット中ですが

第二子出産直後(2022年12月)

体重62kgから-12kg

ダイエット開始直後(2023年2月)

体脂肪率-4%/筋肉量+1.5kg

基礎代謝量+30kcalへ繋がりました。

健康でいられることで日常は変わる

私はダイエットを始めて上記に挙げた5つの施策を一気に実行したわけではありません。

まずは一つずつ着実に、焦らずマイペースに前向きに行動することを心掛けました。

多少は痩せることができた今、マイナートラブルも減り心身ともに健康を維持できています。

子供に怒ってしまう頻度も減ったように感じ、日常生活が変わりました。

今、体質に悩んでいる方がいらっしゃったら、まずは一歩踏み出してみてください。

まだまだ私も頑張ります!体重は40kg台、体内年齢は30代前半へ若返ることが目標です!

共に頑張りましょう。それでは、また次回!!

ABOUT ME
真生
1987年生まれ。リーマンショック直後の氷河期時代となる2010年に人材系広告会社に新卒入社し13年勤務(現在は第二子の育休中)、第一子の産育休→復職後の2019年1月に乳がんの告知を受ける(当時31歳)。35歳となり、女性のキャリア形成、出産、育児、そして病気のことについてのブログをスタート。 趣味はお酒(沖縄県知事認定の泡盛マイスター取得済)、旅行。
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